TOP > ハムスターを飼う前に IE6.0 1024*768 S  Last Up Date 2002/07/28
■ はじめに
小さいけど、大切な命。

ハムスターって、小さいし、お世話も楽だし・・と気軽に考えていませんか?
犬のように散歩や予防接種はしなくてよいし、少ないスペースで飼える、値段もそれ程高くない・・それは事実です。
しかし、ハムスターも一生懸命生きている・・そのことだけは忘れないで下さいね!
そして体が小さい分、温度管理や健康管理をしっかりしてあげなくてはいけません。
毎日の食事、病気になったときの治療費など、出費もバカにはなりません。
そう、ハムスターを飼う前には、色々なことを考えなくてはいけないのです。

大変だなぁ・・と思ったあなた。
大変なことも多いけど、何よりも愛情が一番大切なんですよ。
愛情さえあれば、たいていのことはやり遂げられます。
そして大切に育ててあげれば、彼らは私達にたくさんの幸せをもたらしてくれることでしょう。

■ 考えてみよう
■ お金は大丈夫? ■ 家族は大丈夫?
ハムスターを飼うには、お金がかかります。

もちろんハムスターを買いますよね?そしてハムスターのお家も揃えてあげなくてはいけません。

しかし、それだけではないんです。
毎日の餌、巣材やトイレ、そして病気になった場合は、診察代もかかります。
動物は保険が利きませんから、おのずと診察代は高くなります。
お金がかかるのは最初だけ・・ではないのです!
家族に内緒で・・家族は反対してるけど・・そんな状態では、絶対にハムスターを飼わないで下さい!

ハムスターを飼うには家族の協力が必要不可欠です。
あなたが旅行に出かけたり、病気になってしまった時、いったい誰がハムスターの面倒を見てくれるのですか?
ハムスターが病気の時、あなただけで病院に連れて行けますか?

そして、あなたの家族にハムスターアレルギーを持った人がいないか?ということも重要です。

[ 里親になる ]
「里親募集」の掲示板を見かけることもあり、条件さえあえば、比較的容易に里親になれると思います。
  ハムスターの里親になれば、基本的にハムスターは無料で頂けます。
しかし、里親になるということは、その子を大切に育てることを約束することでもあると思います。
  安易な気持ちで、里親にはならないで下さいね。
[ ]
  ハムスターは人間の残りものを与えて飼育できる動物ではありません。
ハムスター用のペレットを与えなくてはならないので、必ず出費があると思って下さい。
しかし、スーパーで屑野菜を頂くなどの節約方法はあります。
[ 治療費 ]
  人間とは違い、動物は保険が効きません。
  簡単な診察でも\1000程度はかかると思って下さい。
手術や入院をすれば、もちろんそれ以上掛かります。


[ アレルギー ]
  喘息やアレルギーを持っている方がいらっしゃる場合は、ハムスターを飼うにも注意が必要です。
  家族の方にハムスターアレルギーの方がいらっしゃる場合は、個人的にはハムスターを飼うことをオススメしません。
  それでも飼うという場合には、ハムスターの毛が飛ばないようにするなどの工夫や細心の注意が必要不可欠です。
[ 協力者 ]
  ハムスターを飼う場合も、大型のペットを飼うのと同じように、協力者が必要です。
  旅行に行く場合、自分が病気の場合、ハムスターが急病になった場合・・あなた1人で対応できますか?
家族やまわりの人の協力をお願いしましょう。
[ ホテル ]
  一人暮らしなどの理由で、家族の協力が得られない場合などは、ペットホテルを利用するのも1つの手です。
信頼のおける掛かりつけの獣医さんならば安心でしょう。
しかし、移動時の温度管理はしっかりしてあげて下さいね!

■ お医者様は大丈夫? ■ スペースは大丈夫?
ハムスターを飼う前に、ハムスターを診察して頂ける動物病院を探しておくと良いでしょう。

獣医の資格を得るにあたっては、ハムスターの知識は問われません。
ハムスターの診察をおこなう意思のある獣医さんが、独学で学んでいることが多いのです。

ですから、どこの動物病院でもハムスターを診て下さるわけではありませんし、技術力にも差があることを否めません。
ハムスターは大変小さな生き物です。
犬などの大型のペットよりも温度差に敏感だということを認識して下さい。
ハムスターを飼うにあたって、もっとも気をつけなくてはならないことの1つが、温度管理なのです。

家の外や玄関など、温度差の激しい場所では絶対に飼わないで下さい。
電話やTVの近くなどのうるさい場所や寝室も避けたほうがよいでしょう。

温度差が少なく、静かで明るい部屋・・それがベストな環境です。

[ 探し方 ]
  タウンページやインターネットで探すことができます。
  まだまだインターネットでの情報は少ないと思いますので、タウンページで探すことをオススメします。
  URLが記載されていれば、ホームページを見にいってもよいでしょう。
[ 選び方 ]
  ハムスターの病気は時間との競争です。
  1時間でも早く診察して頂くために、なるべく家から近い動物病院を選ぶのがベストです。
  また、電話での対応や料金の明示なども判断基準になりますし、休日でも診察して下さる動物病院を必ず押さえておきましょう。
[ 掛かりつけを決める ]
  信頼する獣医さんを見つけるには、診察を受けてみないことには始まりません。
ハムスターの健康診断、爪切りなどをお願いしてみましょう。
ハムスターの扱いになれているか?愛情は感じられるか?ハムスターの診察経験は豊富か?など、獣医さんを観察して見て下さい。
ハムスターについての質問をしてみるのも1つの手でしょう。
個人的には料金の安さよりも、念入りに診察して下さる動物病院を選択します。


[ 温度管理 ]
  ハムスターにとって最適な温度といわれているのが20〜22度。
そして温度差の少ない環境がベストです。
  エアコンが付いている部屋ならば温度管理もラクにできます。
[夜行性 ]
  ハムスターは夜行性の動物です。
夜活動するということは、夜中に回し車の音がガラガラと聞こえてくるのです。
  気になる人は眠れないこともあるようです。
  毎日のことですので、軽く考えない方がいいと思います。
   個人的には寝室以外の部屋でハムスターを飼うことをオススメします。
  アレルギーのある方は、必ず寝室とは別の部屋で飼って下さい。
[ ラック ]
  我が家のハムスターのケージは大型のアルミラックに収納されています。
3段あるので、上2段には計6つのケージが収納でき、下1段にはハムスター用品や餌が収納されています。
カーテンをつければ、毛が飛び散るのを防ぐ効果もあります。
ただしカーテンでは断熱効果がありません。
寒い日には、段ボール箱をすっぽりかぶせてしまうなどの対処をして下さい。

■ 愛情は大丈夫? ■ 死と向き合えますか?
一番あいまいな質問ですが、ハムスターを飼うにあたってはもっとも重要な質問です。

「ハムスターがどんどん増えるから・・。」「回し車の音がうるさくて夜眠れないから・・。」そんな理由で、里親から帰ってきたハムスターの話を聞いたことがあります。
彼らのことを学び、ともに生活できるのか?そして、今の感情が一時的なものではないか?
もう一度考えてみて下さい。

飼う前から、「死」なんて縁起でもない!
本当にその通りです。ごめんなさい。
しかしペットを飼うにあたって、「死」は避けては通れない道なのです。

愛情をたくさん注いできたペットが死んだ時、悲しまない人間はいません。
しかし、「死」を受け入れ、その「死」から何かを得られるような、そんな強さが必要だと思うのです。


[ 捨てるということ ]
  ハムスターが捨てられたら、どうなると思いますか?
  彼らは人間の保護下でしか生きていけません。
  寒さ、暑さ、飢え、乾き、そして天敵・・。
  「捨てる = 殺す」ということなのです。
[ 諦めるということ ]
  もしもあなたが、「ハムスターを飼える状況ではない」と判断し、飼うことを諦めたのなら、それは、ハムスターへの愛情そのものだと思います。
そんなあなたなら、いつかきっとハムスターをお迎えできる日がくることでしょう。
今はまだその時期ではなかった・・ただそれだけのことなのです。
[ 愛情 ]
愛情って何でしょう。
毎日ハムスターを触ること?
おいしいお菓子を与えること?
かわいい写真をたくさん撮ってあげること?
いいえ、私はそうではないと思います。
彼らのことを学び、快適に生活させてあげることが、一番の愛情です。
人間の感情と、ハムスターの快適は違うということを理解しましょう。


[ 寿命 ]
  ハムスターの寿命は2〜3年、天寿をまっとうしたとしても、短い間しか一緒には居られません。
   寿命が短いこと・・そのことをきちんと理解して下さい。
[ 病気 ]
  ハムスターは病気を隠します。
   飼い主が気づいたときには、もう手遅れだった・・ということも多々あります。
   しかも病気の進行は早く、時間との勝負です。
   1時間の差が明暗を分けます。
   どうしよう?と考える時間があるならば、その時間で診療して下さる病院を探すくらいの気持ちでいましょう。
[ 死が訪れたら ]   
どんなに大切に育てても、避けては通れないのは「死」です。
   大切なハムスターがいなくなってしまったとき、あなたの周りには、あなたを支えてくれる人はいますか?
   そしてあなた自身「死」を乗り越える覚悟はありますか?
   ペットロスは最近よく耳にする病気です。
   しかし、自分のせいで飼い主が病気になってしまったら、亡くなったハムスターは果たして喜ぶでしょうか?
あなたの愛ハムが天国で幸せに暮らせるよう、飼い主がしっかりしないといけませんよね?

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